Ren’Py改造メモ(8)

マウスオンメニューを使う

Ren’Pyでマウスオンメニューを使う方法は非常に楽です。
screens.rpyの各use quick_menuを以下のコードで置き換えましょう


    # Use the quick menu.
    mousearea:
        area (0, 0.95, 1.0, 0.05)
        hovered Show("quick_menu", atl=atl)
        unhovered Hide("quick_menu")

area (x, y, 幅, 高さ)でメニューが表示される範囲を指定します。
さらにアニメーションを使用して表示するためにはquick_menuの方にも以下のコードを加えます。

at atl

後は適当な場所でアニメーションを定義しましょう。
今回は0.2秒かけて画面のしたから現れ、同じく0.2秒かけて画面の下に消えるようにします。

transform quick_menu_atl:
    on show:
        yoffset -40
        ease .2 yoffset 0
    on hide:
        ease .2 yoffset -40

それとquick_menuにも以下のコードを追加しないとセーブロード時にメニューが表示されたままになります。


    on "replaced" action Hide("quick_menu")

また、マウスオンメニューはユーザーに存在を知らせないと気づかないことがあります。
これを避けるためによくあるのが起動時は表示したままだが、しばらくすると非表示になって以降はマウスを移動しないと表示されないというものがあります。
これをRen’Pyで実現するためにはゲーム開始時にstartラベル一行目に以下のコードを加えて、ゲーム開始時だけは指定したアニメーションで表示するようにします。

show screen quick_menu(atl=first_quick_menu_atl)

後はゲーム開始時のアニメーションを定義します。

 
transform first_quick_menu_atl:
    on show:
        yoffset -55
        ease .2 yoffset 0
        pause 3
        ease .2 yoffset -55

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です